抗パーキンソン剤の投与により症状の予防・治癒(ちゆ)が可能。抗精神
病薬(こうせいしんびょうやく)の副作用である錐体外路症状(すいたいが
いろしょうじょう)の一つです。着座不能(ちゃくざふのう)、静座不能(せい
ざふのう)とも呼ばれます。落ち着きがなく、じっと座っていることができず
に、足をふみならす、下肢のむずむず感や灼熱感等の自覚症状があり、
下肢の絶え間ない動き、姿勢の頻繁な変更などが特徴的で不安、いらい
ら感、不穏感等も見られる。徘徊(はいかい)等の症状がある。自覚症状
の多くは、歩行や運動により軽減される。
「徘徊 ・・・ 徘徊 参照」
「錐体外路症状 ・・・ 大脳基低核が主として関与する神経学的症状で、
錐体外路症候群とも呼ばれる」