評価方法としては、観察やインタビュー等によって得られた情報を分析
検討していくものが一般的であるが、その情報の精度を高くするために
は、観察シート等を使用してデータの客観化に努力することが大切であ
る。一連の援助が、利用者の問題解決や成長・発達に対してどの程度
貢献したのか、有効であったのか、といった視点で効果測定を行い、そ
の結果を分析検討して次の援助に反映させていくこと。
「観察 ・・・ 行動を言葉を用いて確認するにとどまらずに、物事の実態
を理解するために注意してみること。眼(視覚)・耳(聴覚)・鼻(臭覚)・
舌(味覚)・皮膚(触覚)の5つの感覚器官のすべてを働かせて、利用者
のあるがままの状態を適確に把握することをいう」