自己決定の原則は、利用者自身の人格を尊重し、自らの問題は自らが判断
して決定していく自由があるという理念にもとづいている。しかし、無制限に自
由があるのではなく、自己決定能力の有無や公共の福祉に反しない限り、と
いった制限つきで自己決定権があるというのが一般的な見方である。また、自
己決定は、利用者を個別援助の過程に積極的に参加させることが大切だとい
う意味で、利用者の参加の原則として表すこともできる。個別援助の原則の一
つであり、サービス利用者が自らの意思で自らの方向を選択することをいう。
当サイトでは、ホームヘルパー、介護福祉、また一般的な病気なども含み、介護全般に関する用語・資格情報を紹介しています。お役に立てるよう頑張ります!
投稿日:
自己決定の原則は、利用者自身の人格を尊重し、自らの問題は自らが判断
して決定していく自由があるという理念にもとづいている。しかし、無制限に自
由があるのではなく、自己決定能力の有無や公共の福祉に反しない限り、と
いった制限つきで自己決定権があるというのが一般的な見方である。また、自
己決定は、利用者を個別援助の過程に積極的に参加させることが大切だとい
う意味で、利用者の参加の原則として表すこともできる。個別援助の原則の一
つであり、サービス利用者が自らの意思で自らの方向を選択することをいう。
執筆者:pop
関連記事
社会福祉事業法にもとづき都道府県、市および福祉事務所を設置する 町村に置かれ、福祉事務所で老人福祉法、身体障害者福祉法などの 社会福祉六法に関する事務を行うことを職務としている。20歳以上の者 で、厚 …
狭義での座位は、上半身を90°あるいはそれに近い状態に起こした姿勢 をいう。広義での座位には、椅子に腰掛けた姿勢の椅座位・ベッドに腰掛 けた姿勢の端座位(ベッドの横に足を下ろした体位)・両下肢を伸ばし …
障害者運動は、大別すれば、専門家団体による運動、当事者団体による 運動、市民団体による運動、の3つに分類することができるが、一般的には 当事者団体による運動を指すことが多い。障害者の処遇や待遇等につい …
わが国では、第二次世界大戦以後、日本国憲法が制定され基本的 人権が保障されたが、その後の児童福祉法(昭和22年)、児童憲章 (昭和26年)の制定により、児童福祉の理念が具体化していった。人 格としては …