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徘徊

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記憶喪失の状態、痴呆疾患等でみられる。あてもなく目的もなくさまよい

歩くこと。青少年の逃避の形としても起こるものである。介護で必要なポ

イントは、①玄関や門に鍵をかけて閉じ込めると、不安が強まり、症状の

悪化につながることもあり、一緒に出かけて気持ちを和らげることも1つの

方法である。②立ち寄ると思われる所や、近所の人の連絡をもらえるよ

うに、協力をお願いしておくこと。③徘徊している背景、なぜ歩いているの

か、どこへ行こうとしているのか、を知ることが大切。④連絡先を衣類に

縫いつけて、身元がわかるようにしておくことも必要、などである。

「徘徊高齢者家族支援サービス ・・・ 痴呆性高齢者が徘徊した場合に、

早期に発見できる仕組み(システム)を活用してその居場所を家族等に伝

え、事故の防止を図るなど家族が安心して介護できる環境を整備する。介

護予防・地域支え合い事業のうち市町村事業である家族介護支援事業の

一つである」


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